1-1-5 現状把握のすすめ

生命保険を考える前に

ここでは現状把握の大切さについて考えてみましょう。

今何をもっているか

みなさんは食材を買う時に冷蔵庫の中身を確認してから買い物に行きますか?

なんとなくは冷蔵庫の中身を把握してから買い物に行く人のほうが多いのではないでしょうか。

スーパーに行ったら特売品があって、ついつい買ったらまだ冷蔵庫にいっぱい食材があって困った…
なんて経験をされている方もいるかと思います。

買い物の場合はその1回限りで済みますが、保険は加入している間は毎月毎月固定費として支払いが続きます。

つまり自分の現状を確認しないで保険に入るということは、冷蔵庫の中身を何も把握しないで買い物をすることだと思います。

そんな状態で自分には保険が必要か不要か、どんな種類の保険が必要か判断はできるのでしょうか。

麻婆豆腐を作ろうとして買い物に出かけたのに豆腐を買ってこなかったら作れませんよね?

まずはしっかりと現状を把握しなくてはいけません。

しっかりと現状を把握することで必要なものが見えてきます。

公的制度と民間保険

「健康保険証を出すと、今何割負担ですか?」

「高額療養費制度を使われるとご負担はどのくらいですか?」

「会社の付加給付制度はありますか?」

私はよくこういう質問をするのですが、意外と答えられない、もしくは自信なくお答えになる方が多いです。

それもそうですよね。我々はお金の勉強をしてない人がほとんどですから。

2020年度から小学校でお金の授業がスタートしました。それから中学・高校と実施されるようになりましたが、今このブログをご覧になっている方はお金の勉強をしてこなかった人が多いのではないでしょうか。

そんなみなさまにイチからお金の勉強をしてもらいたい・・・ところですが、現実的にそんな時間を確保するのは難しいかと思います。

ですので、これから重要なポイントだけ公的制度を説明出来ればと思います。

抑えるべき公的制度

①公的年金制度

②高額療養費制度

③傷病手当金制度

④公的介護制度

これから制度ごとに詳しく見ていきましょう

まとめ

  • 現状把握をしないことは冷蔵庫の中身を確認しないで買い物をする行為
  • 冷蔵庫の中身(公的制度)を確認すべき
  • ざっくりでも理解はしておくべき

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