社会保険の中にある公的年金制度ですが、どんな内容でしょうか。
確認していきましょう。
大前提
まずは大前提から確認していきましょう。
- みんなやっている(国民皆年金)
原則20歳~60歳までの間保険料を支払っていき、60歳以降で受け取る側になります。
国民皆年金ですので、加入が義務付けられています。
- 終わらない
今年金が減らされているだのどうこう言っていますが、年金制度自体はなくなる心配はしなくて良いでしょう。
- めちゃくちゃ役に立つ
このあとお話しますが、めちゃくちゃ優秀です。年金なんていらない!!とか言っている人は残念だな・・・と思います。
もう一つ大事なのが、現役世代がリタイア世代を支えるという仕組みです。
ですので我々を支えてくれるのは我々よりも若い世代です。
ちなみに受け取れる金額は支えた量に比例します。
当たり前ですが若い時に先達をしっかりと支えてきた人と、なんでじじばばに金を出さなきゃいけないんだ!と支払いをしてこなかった人ではもらえる金額は違います。
もちろん支えた人が今度は支えられるのです。
年金は3つ
こうした大前提の上でめちゃくちゃ役に立つと話しましたが、どういうことでしょう。
実は年金は老後のためだけではないのです。
知らない方も結構いらっしゃるのですが、実は年金は3つあります。
老齢年金
一番年金と聞いて思い浮かべるのがこれではないでしょうか。
老後の生活を支えるのはこの老齢年金です。これなしで働き続けるのも無理があります。
そうした【長生きのリスク】に対しての備えです。
生きている間受取り続けることができるのは最強かと思います。
障害年金
何事もなく長生き出来ればいいですが、人生では想定していなかった事故や病気で、障害を負ってしまう人もいます。働けなくなる人もいるわけですから、その人の生活を助けるという機能があります。【障害のリスク】
遺族年金
もし万が一亡くなってしまった場合、ご遺族の生活を守るために遺族年金が届けられます。
お子様の人数やご年収によっても金額は変わってきます。
まとめ
・公的年金制度は3つの機能がある
・長生きのリスクに備える【老齢年金】
・障害のリスクに備える【障害年金】
・死亡のリスクに備える【遺族年金】
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