1-1-7 公的年金制度

生命保険を考える前に

社会保険の中にある公的年金制度ですが、どんな内容でしょうか。

確認していきましょう。

大前提

まずは大前提から確認していきましょう。

  • みんなやっている(国民皆年金)

原則20歳~60歳までの間保険料を支払っていき、60歳以降で受け取る側になります。

国民皆年金ですので、加入が義務付けられています。

  •  終わらない

今年金が減らされているだのどうこう言っていますが、年金制度自体はなくなる心配はしなくて良いでしょう。

  • めちゃくちゃ役に立つ

このあとお話しますが、めちゃくちゃ優秀です。年金なんていらない!!とか言っている人は残念だな・・・と思います。

もう一つ大事なのが、現役世代がリタイア世代を支えるという仕組みです。

ですので我々を支えてくれるのは我々よりも若い世代です。

ちなみに受け取れる金額は支えた量に比例します。

当たり前ですが若い時に先達をしっかりと支えてきた人と、なんでじじばばに金を出さなきゃいけないんだ!と支払いをしてこなかった人ではもらえる金額は違います。

もちろん支えた人が今度は支えられるのです。

年金は3つ

こうした大前提の上でめちゃくちゃ役に立つと話しましたが、どういうことでしょう。

実は年金は老後のためだけではないのです。

知らない方も結構いらっしゃるのですが、実は年金は3つあります。

老齢年金

一番年金と聞いて思い浮かべるのがこれではないでしょうか。

老後の生活を支えるのはこの老齢年金です。これなしで働き続けるのも無理があります。

そうした【長生きのリスク】に対しての備えです。

生きている間受取り続けることができるのは最強かと思います。

障害年金

何事もなく長生き出来ればいいですが、人生では想定していなかった事故や病気で、障害を負ってしまう人もいます。働けなくなる人もいるわけですから、その人の生活を助けるという機能があります。【障害のリスク】

遺族年金

もし万が一亡くなってしまった場合、ご遺族の生活を守るために遺族年金が届けられます。

お子様の人数やご年収によっても金額は変わってきます。

まとめ

・公的年金制度は3つの機能がある

・長生きのリスクに備える【老齢年金】

・障害のリスクに備える【障害年金】

・死亡のリスクに備える【遺族年金】

コメント

タイトルとURLをコピーしました