1-1-6 公的制度

生命保険を考える前に

まずは現状把握が大事ですという話を散々しましたが、現状把握には今もし何かがあった時に、どのくらい備えがあるのかも確認をしなくてはいけません。

社会保障制度

公的制度についてみなさんはどのくらい知っているでしょうか?

自分が死んだとき、入院した時、働けなくなった時、仕事を失った時、長生きをした時、介護状態になった時などなど・・・あらゆるリスクに対して、国がサポートをしてくれる。

それが【社会保障制度】となります。

その中でも【社会保険】についてこれから話していきたいと思います。

細かい内容までは勉強していくと心が折れてしまう人が大量発生しそうなので、

要点だけ抑えていただけたらと思います。

社会保険は大きくは5つです。簡単に説明します。

社会保険

公的年金

将来の老後の生活を助けてくれる年金です。しっかりと老後路頭に迷わないための制度です。
実はみなさんが知らない年金も・・・

公的医療保険

健康保険証を出せば日本全国どこでも3割で治療を受けられる世界最強の保険制度です。

雇用保険

もし失業してしまった場合に助けてくれる制度です。

労災保険

もし働いている最中に事故にあったり、それが原因で病気をしたり亡くなったりした時に助けてくれる制度です。

公的介護保険

公的医療保険制度同様、介護状態になっちゃった時に国が代わりに負担をしてくれる制度です。

社会保険ってことは保険

お気づきの方がいるかもしれませんが、社会保険と言っているように国が作っているこの制度は
【保険】です。

毎月給料明細の控除の欄に【社会保険料】と書いてあるのはこのことです。

それぞれの保険料が書いてあるかと思います。

ですので、たまに「俺は保険なんかには入ってない!!」という方もいますが・・・

入っていますよ笑

今回はこの中でも①②⑤を優先的に勉強していきましょう。

※雇用、労災は追々で・・・

まとめ

  • 社会保障制度の中に社会保険がある
  • 社会保険は【保険】
  • 国が助けてくれる制度でカバーされるものもある

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